【中国】中国空母を語るときは補給艦に着目せよ!

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みなさまこんにちは!管理人のペンギンです!

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『空母単体が問題ではない。補給艦の存在が重要だ!』

2016年が終わるころに、ついに中国空母「遼寧」が西太平洋に進出しました。

中国空母「遼寧」が進出してくるのはもはや既定事項と考えてよいでしょう。

ただ、これが本気なのかは「補給艦」の存在が重要な注意点になります。

本日は、中国海軍が「外洋海軍」となる重要問題「補給艦」について!

 

中国空母「遼寧」他が宮古島を航行!しかし「補給艦」が・・・

2016年12月24日~25日にかけて、中国海軍空母「遼寧」他が航行を始めました。

25日には宮古島沖を通峡して西太平洋に進出したことが確認されました。

防衛省統合幕僚監部報道資料

図1 初確認の空母「遼寧」(クズネツフォ級)
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引用URL:http://www.sankei.com/images/news/161226/wor1612260026-p1.jpg

まあ、初めて中国海軍の空母が通峡ということでいろいろニュースになっています。

ニュースとしても大きいし、アメリカへの牽制という意味合いもあるでしょう。

しかし、ここで見落とされている重要な部分があります。

12月24日には8隻確認ですが、12月25日に宮古島を通峡した艦は6隻です。

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通峡せず、引き返したとみられる艦に「補給艦」があります。

この部分が見落とされている重要なニュースです。

図2 通峡しなかった中国海軍補給艦「フチ級」補給艦(966)
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引用URL:http://www.mod.go.jp/js/Press/press2016/press_pdf/p20161225_01.pdf
(今年就役したばかりの903A型)

空母の行動に「補給艦」が同行出来ていないという問題が見えます。

こちらもご覧ください。

【中国・北朝鮮】今そこにある日本のEEZ危機

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【自衛隊】対中国における第3のシミュレーション「沖大東島失陥」

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2015.12.13

 

空母が長期行動できる支援体制がない状態

現状、中国海軍は10隻ほどの補給艦が在籍しています。

主力となっているのが、「903型」「903A型」で8隻就役しています。

ただ、これらの補給艦については、駆逐艦への補給を主任務として建造されました。

現状の補給艦では、「空母」への補給が難しい状況となっています。
(空母のような大型構造物の艦に補給ポストの高さが足りない)

米空母への補給を行う米国補給艦では、5万t~10万tクラスが必要です。

特に、中国海軍空母「遼寧」は通常動力(蒸気タービン8缶)であり大量の燃料が必要です。

現状の「903型」「903A型」では、空母への燃料その他の所要量を満たせません。

そのため、中国海軍では新しい補給艦を建造して対応する構えのようです。

図3 建造中の「901型」補給艦と思われる写真
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引用URL:http://livedoor.blogimg.jp/corez18c24-mili777/imgs/5/d/5d7ebcae.jpg

約4万tクラスといわれる新型補給艦が建造されているようです。

この写真を見たとき、中国の船舶設計能力も結構侮れないなと感じました。

船尾の「トランサムスターン」形状や、船体後部の水面近くが滑らかな流線型です。

「フチ級」補給艦よりも船尾抵抗をより低減化させる設計になっています。

抵抗が少なければより省力化及び高速化が可能になります。

かなり商船建造技術がフィードバックされていると見受けられます。

タイプとしては米国の「サプライ級」高速戦闘支援艦に似ているようです。

図4 米国「サプライ級」高速戦闘支援艦
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引用URL:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/2f/US_Navy_101010-N-8913A-153_he_Military_Sealift_Command_fast_combat_support_ship_USNS_Arctic_(T-AOE_8)_breaks_away_from_the_aircraft_carrier_USS_Geo.jpg/280px-US_Navy_101010-N-8913A-153_he_Military_Sealift_Command_fast_combat_support_ship_USNS_Arctic_(T-AOE_8)_breaks_away_from_the_aircraft_carrier_USS_Geo.jpg

複数の補給艦が就役してこそ、空母が戦力化する!

現状の空母「遼寧」1隻ではそれほど、戦力にはならないといえます。

「砲艦外交」の威圧用としては使えるでしょう。

しかし、空母も点検修理する時か必要です。

その時は全く空白となるため、空母は複数隻が必要です。

そのため、中国は国産空母の建造も急いでいます。

しかしながら、空母に補給する支援体制が整備されていなければ「真の」戦力化にはなりません。

そのために必要なのが、空母に補給できる「新型補給艦」です。

新型「901型」補給艦が複数艦就役した時が、本当に注意を要するときになります。

「空母」という大きな目立つ物に眼を奪われがちですが、「補給艦」なども重要です。

地味な存在であるけども、必要なものを見落とすことに注意が必要です。

関連項目としてこちらもご覧ください。

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