【海上自衛隊】海自幹部候補生になったお話その2(総短艇編)

海上自衛隊,幹部候補生学校,地獄,総短艇

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みなさまこんにちは!管理人のペンギンです!

当サイトをご覧いただきましてありがとうございます。

『人を指揮することの実感は総短艇で会得しました』

 

『ペンギン』が『指揮官』ということを学んだのは候補生学校の『総短艇』です。

江田島の幹部候補生学校の中で地獄の訓練の一つ『総短艇』はやはり思い出です。

ここで、『指揮』というものの実感と責任を得たのが、自衛官として役立ちました。

そんな『総短艇』での思い出とともに語りたいと思います。

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短艇(カッター)って何?

海上自衛隊で使用している短艇(カッター)は、全長9m、総重量約1.5トンの舟です。
これを14名が搭乗し手漕ぎにて動かします。(12名が漕ぎ手)

図1 短艇(海上自衛隊)
海上自衛隊,幹部候補生学校,地獄,総短艇
引用URL:http://blog-imgs-62-origin.fc2.com/p/r/i/prideofjapan/2014112909562137f.jpg

現在の護衛艦などには搭載されていません。(昔は搭載されていたそうです。)

現在では、教育隊や術科学校など教育でシーマンシップの涵養に使われます。

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『はっきり言って短艇はキツイ!!』


ペンギン候補生『艇指揮・艇長』になる。

一通り基礎的な訓練が一段落した5月ごろから短艇の教務が始まります。

一般から入隊した『2課程』の候補生にとっては、初めての経験になります。
(防大出身者は、防大で短艇を経験済み)

そのため、運用教官、1課程(防大出)、分隊長・分隊士からいろいろ習います。

運用作業は特に危険と隣り合わせのため、非常に厳しく指導されます。

また、全員がある程度の錬度になるまで『総短艇』競技ができません。

そのため、土日の休日に練習することもあります。

段々と、手の皮がむけ、尻の皮も擦れて痛い状況になってきます。

(分隊長)『艇指揮・艇長をやってもらう!』

全員の錬度も上がり、いよいよ『総短艇』に向けた主力メンバー編成をする時期に。

ここで分隊長から、

『艇指揮・艇長要員を複数名指名する。Aチームは○○候補生!』

『Bチームの艇指揮・艇長は『ペンギン候補生』!』

『ひょえええええ~~~~~~!!!!』

 

まさかの『艇指揮・艇長』要員、総短艇Bチームリーダーに指名されました

いろいろと分隊長・分隊士や1課程で相談の結果、2課程からも数名が指名されました。

1課程では、艇員として慣れてしまった者も多くなるそうです。

そのため2課程から『艇指揮・艇長』を出すべきと「防大短艇委員会」出身者のアドバイスが。

その中で選ばれました。

総短艇で指揮のなんたるかを会得

『艇指揮・艇長』は、短艇揚降作業指揮や、洋上にて航路や舵を切るなどします。

多岐にわたる作業を『冷静』かつ迅速・安全に行うよう指揮と判断が求められます。

この経験は『指揮とはなにか』を座学では学べないものを補完してくれました。

自分の指揮が、分隊員30名弱の危険に晒すか、安全にできるか・・・

短艇を着水させるとき、先乗する2名を危険にさらさずにこの号令をかけられるか?

『離し方用意!離せ~!!』

図2 短艇着水寸前の最大の緊張する瞬間
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引用URL:http://pds.exblog.jp/pds/1/201411/28/66/e0150566_1123168.jpg

少しでもタイミングを間違えると、短艇を転覆させることになります。

『勝つこと』を味わう

短艇競技では、『指揮すること』を会得できたとともに味わうことになるものがあります。

『勝つことの喜び、負けることの悔しさ』

私自身の総短艇指揮の成績は、2勝1敗でした。

指揮をして、勝つとこんなにうれしいことだと実感しました。

また、敗北の時は全責任を『指揮官』が背負います。

『負けること』がこんなに悔しいと心に響きました。

この経験が、幹部自衛官としての糧になりました。

20歳を過ぎて、大人になったときにこんなにアツい経験してますか?

そんなことが経験できるのが海上自衛隊です。

興味がある方はどうぞ!見学や資料請求を!!

『地獄も慣れるとカイカンだぜええええ!!!!』

 

 

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4 件のコメント

  • 初めまして。文中に「防大漕艇部」とありますが、「防大短艇委員会」ですね。息子が所属していますので、老婆心ながら参考までに。

    • のーひらさん初めまして。
      ご指摘ありがとうございます。
      やはり記憶があいまいなところがありました。
      修正させていただきます。
      ありがとうございました。

  • 初めまして。
    突然失礼します。

    婚約者が海自の幹部候補生学校に入ることとなり、さっそく当分連絡できそうにない…
    と連絡がありました。

    覚悟はしていましたが、寂しいです。
    ですが、すこしでも相手の事情を知ってあげれたら、なにかできることがあるのではと、ブログを拝見させていただきました。

    すこしでも知ることができてよかったです!
    これからもブログ楽しみにしています!

    • コメントありがとうございます。
      幹部候補生学校に入校して、最初のころは本当に忙しい毎日が続きます。
      本人もかなり頑張っていると思います。
      生活に慣れてくると、連絡できる余裕もできてくるので、少しの時間だけ待っていてあげてください。
      末永き幸せが続きますように・・・

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