【中級課程】江田島共通教育で幕僚要務の準備!

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『江田島にて幕僚となるための共通教育』

幹部中級艦船装備課程に入校した人間は、江田島にて「共通教育」を行います。

艦艇ばかりでなく、航空関連の戦術教務を含めた教育が待っています。

「幕僚」として活動できるように、2術校で準備教育を受けてから向かいます。

幕僚になるため、教育と江田島への移動準備の巻!

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戦術関係教務は大事な準備!

海上自衛隊の幹部自衛官に必須な教育となる「中級課程」は、大事な教育となります。

特に装備関係の幹部だと、作戦部隊の業務に不慣れな点が出てきます。

江田島での「共通教育」は、戦術や「作戦要務」などでいろんな言葉が飛び交います。

そんな教務に遅れをとらないように、事前教育を2術校でも行います。

用語と内容がいっぱいの作戦用語!

作戦については、いろんな用語が飛び交います。

最近よく聞くようになった「JTF(統合任務部隊)」も、作戦用語の一つです。

JTFの下には、いろんな部隊編成の用語が続きます。

・JTF:統合任務部隊(統合幕僚長隷下の指揮官による部隊)
・CTF:合同任務部隊、または陸海空の部隊全般を示す。(海自だと自衛艦隊)
・TF(タクスフォース):任務部隊(護衛艦隊・航空集団・潜水艦隊レベル)
・TG(タクスグループ):任務群(第〇護衛隊群などを示す)
・TU(タクスユニット):任務隊(第〇護衛隊・潜水隊のレベル)
・TE(タスクエレメント):任務分隊(各護衛艦・航空機レベル)

タスク編成だけでも、いろいろな言葉が飛び交い、数字との組み合わせで部隊が指定されます。

図1 潜水隊群(第1潜水隊群)
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引用URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/第1潜水隊群#/media/ファイル:呉_第1潜水隊群.jpg

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その中でさらに「SAG」といった複数の艦での部隊編成などがあります。

慣れていないと、結構混乱を引き起こします。

OR(オペレーションズリサーチ)は難しい!

OR(オペレーションズ・リサーチ)の教務も、2術校で行われます。

作戦分析の手法として行われる「OR」は、作戦遂行の分析評価に役立てやれます。

2術校は、ORを教える防衛大が近く、「OR」研究技官も多いため教育に最適です。

しかしこの「OR」がなかなか難しい!

私は「艦艇開発隊」で「OR」に触れていたため、何とかついていけるレベルです。

最近「OR」の結果資料が出て話題となりました。

図2 OR分析(島嶼防衛戦闘分析)
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引用URL:http://akamine-seiken.jp/wp-content/uploads/2018/11/fd1eecc1cd69ac385dfd9c31e7456dcf.pdf

こんな感じで「OR」の勉強も行い、江田島「共通教育」への準備を行います。

航空作戦は「厚木」でお勉強!

艦船装備幹部は、HSについてはいくらか護衛艦乗組時代に勉強はしています。

しかし、固定翼航空機の作戦になるとほとんど触れていません!

そのため厚木基地の「第4航空群」にてお勉強することになります。

厚木にて本場の航空作戦を知る!

海上自衛隊厚木基地には「第4航空群」がおり、固定翼哨戒機の作戦部隊です。

当時はまだ「P-3C」が配備されていた時代でした。

図3 P-3C哨戒機
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引用URL:https://www.mod.go.jp/msdf/atsugi/topics/img/p-3c.gif

ASWOC(潜水艦戦作戦センター)にて、航空作戦のやり方の講義を受けます。

最近は「MACCS(海上航空作戦指揮統制システム)」が普及し始めています。

その中で、航空作戦の基礎を学んでいきます。

51航空隊にてHSのお話も!

厚木には「回転翼航空機」を扱う部隊として「第51航空隊」があります。

「第51航空隊」は、海上自衛隊の航空機の研究開発を担う部隊です。

51空では、回転翼部隊の作戦について教務を受けることになります。

併せて開発中の機体を見るなどします。

ちょうど「SH-60K」の部隊配備が進みだしたころであり、今後のHS運用の柱となる機体です。

図4 SH-60K(初号機のUSH-60K)
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引用URL:https://www.mod.go.jp/msdf/equipment/rotorcraft/utility/ush-60k/img/ush-60k_01l.jpg

艦載機として、艦載試験ではなかなか手こずった経緯があります。
(SLASやらMWSやらHQS-104やら・・・)

そんなドタバタ話は今度また・・・
(えらい怒られたなあ・・・)

さあ、江田島に向けて出発だ!

とりあえずは、2術校での最初の教育期間が過ぎることになりました。

中級課程はまだまだ続きますが、今度は江田島の「1術校」に移動して教育を受けます。

約3か月にわたる「中級課程共通教育」にて、中級幹部としての教育です。

簡単に江田島の「共通教育」は、「幕僚」になるための教育です。

図5 呉港から江田島行のフェリー
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引用URL:https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQNEflPfXtkjFSFIoi0q_eAv07-EA-jBt2CKK8O7iGJL6Xt3jvG&s

課程によっては、中級課程修了後すぐに「幕僚」として配置される職域もあります。

艦船装備幹部も「護衛隊群の後方幕僚」として配置されることがあるため、気が抜けません!

4度目の「江田島行き」となる、中級共通教育は何が待っている!?

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