【北朝鮮】北極星3号はウクライナからの技術流出か?!

自衛隊,北朝鮮,SLBM,北極星3号,発射,進化,軍事技術,ウクライナ,RD-250,SS-NX-28,R-39UTTH,世界情勢,弾道ミサイル

スポンサーリンク

『北極星3号はウクライナの技術流出によるものか?』

2019年10月2日に北朝鮮は、新型SLBM「北極星3号」を発射いたしました。

今までのSLBM「北極星1号」と明らかに技術力が上がったミサイルです。

急速なミサイル技術の進化の裏には「ウクライナルート」が残存する可能性があります!

再び北朝鮮ミサイルが列島越え発射を行うでしょう!

関連記事

【北朝鮮】再び脅威が発生することになる!

2019.07.25

明らかに進化した「北極星3号」

2019年10月2日に北朝鮮は、新型SLBM「北極星3号」を発射しました。

図1 北極星3号発射
自衛隊,北朝鮮,SLBM,北極星3号,発射,進化,軍事技術,ウクライナ,RD-250,SS-NX-28,R-39UTTH,世界情勢,弾道ミサイル
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/EF6g8c7WsAA4ig4.jpg

公開された映像を見て「北極星1号」と比べて、明らかに形状が変化しているのが見受けられます。

2017年に「北極星1号」発射後、ミサイル関係施設視察の際に判明した「北極星3号」が登場したわけです。

図2 2017年の写真にある「北極星3号」
自衛隊,北朝鮮,SLBM,北極星3号,発射,進化,軍事技術,ウクライナ,RD-250,SS-NX-28,R-39UTTH,世界情勢,弾道ミサイル
引用URL:https://img0.yna.co.kr/photo/yna/YH/2017/08/23/PYH2017082326010001300_P4.jpg

2017年のイラストに描かれた「北極星3号」と、発射された実物に少し違いが出ています。

弾頭部のシュラウド(ノーズフェアリング)が丸みを帯びています。

ミサイル本体は変更されているか?

今回の「北極星3号」は「北極星1号」の進化型なのでしょうか?

2017年に写真に写った「北極星3号」は、「北極星1号」の形状を踏襲しています。

ただ、空間的に隙間が多いものになっています。

スポンサーリンク

可能性として、
『多弾頭化の実験が進んでいる』
ことが挙げられます。

一部で、中国の「JL-2」に似ているとの指摘もあります。

「多弾頭化」したSLBMという可能性が否定できないと考えます。

この技術はどこから来た?

北朝鮮のSLBM技術や固体燃料技術をみるにつけて、どうしても疑問を持つ部分があります。

『明らかに技術進歩のスピードが速すぎる』

以前「火星12号(KN-17)」「火星14号(KN-20)」の液体燃料ロケットエンジンが、「RD-250」(ウクライナ製)の可能性が指摘されました。

もし、ウクライナからエンジン以外の軍事技術も流れていたら?

ソ連製「SS-NX-28(バーク)」技術の流出を疑う!

今回の「北極星3号」について、非常によく似たSLBMの開発品があります。

最終的に実戦配備までいかなかったもので、注目されていません。

「SS-NX-28(R-39UTTH)(バーク)」と呼ばれるSLBMです。

図3 R-39UTTH “Bark”(イラスト)
自衛隊,北朝鮮,SLBM,北極星3号,発射,進化,軍事技術,ウクライナ,RD-250,SS-NX-28,R-39UTTH,世界情勢,弾道ミサイル
引用URL:http://militaryrussia.ru/i/284/441/ESJAA.jpg

形状的に非常に酷似しています。

「ウクライナルート」で、SLBMの軍事技術がまだ流出している可能性は十分にあると考えております。

昔「カーン・ネットワーク」と呼ばれる「核技術拡散ネットワーク」が存在しました。

「RD-250」と共にSLBM技術の流失が発生している可能性も否定できません!

カーボン(CFRP)製フェアリング

この「SS-NX-28」について特徴的な特性がありました。
「カーボン製の可変空力フェアリングを実験」

図4 フェアリング(カーボン製可変型)
自衛隊,北朝鮮,SLBM,北極星3号,発射,進化,軍事技術,ウクライナ,RD-250,SS-NX-28,R-39UTTH,世界情勢,弾道ミサイル
引用URL:http://militaryrussia.ru/i/284/441/LCYYk.jpg

「北極星3号」のフェアリングの変化は、この技術が応用されている可能性があります。

弾頭は「下向き」を疑うべきか?

以前にもこのブログで書いてきたことなのですが、核弾頭の取り付け方についてです。

以前に「R-29RM(SS-N-23)」について、「再突入体が下向き取り付けになっている!」と記述してきました。

関連記事

【世界情勢】核弾頭は上に付ける?下に付ける?

2019.01.25

【世界情勢】ロシアから最高機密の写真が流失?!

2018.10.10

進化している「北極星3号」について、「下向き取り付け」を疑うべきではないかと思います。

図5 R-29RMの透視図
自衛隊,北朝鮮,SLBM,北極星3号,発射,進化,軍事技術,ウクライナ,RD-250,SS-NX-28,R-39UTTH,世界情勢,弾道ミサイル
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/D4_t1rLWAAANeua.jpg

北朝鮮の「再突入体」の耐熱技術が未熟である可能性があります。

その場合「下向き取り付け」のほうが、未熟な耐熱性をカバーできます。

可能性の片隅に入れておくべき事項と考えます。

次は「列島越え発射」がある!

北朝鮮は、最初の「北極星3型」発射実験を行いましたが、これまでの実験の推移を考えると必ず「再発射」があるでしょう!

米国は「北極星3号」の発射に対して、明確な態度を見せませんでした。

このため、北朝鮮は米国の「レッドライン(超えてはいけない線)」を見てきます。

2019年11月5日の米朝実務者協議が「決裂」したため、また発射があるでしょう。

今度は「2017年8月29日」以来の「列島越え」発射に踏み切る可能性があります。

SLBMであり、通常軌道で発射すると2500km程の「MRBM」にします。

トランプ大統領が「SRBM」を容認するような発言を行っている以上、必ず次のステップがあるでしょう。

「日本列島越えの発射を容認してくるか?」

今後しばらく留意する必要があります!

こちらもご覧ください

【中級課程】会社との商談技術は「スパイ」のごとく!

2019.10.01

【中国】建国70周年記念軍事パレードに注目だ!

2019.09.19

【韓国】文在寅は「ハーメルンの笛吹き男」なのか?

2019.08.07

【世界情勢】ウクライナからの軍事技術移転防止政策を!

2018.10.29

記事を最後までご覧頂きありがとうございました。

もし記事が気に行って頂けましたら、

↑ブログ主の更新の励みになりますので
上記バナーのクリックをお願い致します!

スポンサーリンク