【海自】観艦式の準備と支援は大忙しになるよ~!

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『観艦式は支援側の修羅場となるよ~!』

2019年(令和元年)の海上自衛隊観艦式がついに始まります!

各国艦艇も集結して、海上自衛隊の一大イベントとして行われます。

そんな中で、裏方で支援する部隊は修羅場の連続が待っている!

観艦式の裏にある、修羅場と面白話をチョコっと公開!

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2019.06.27

観艦式では「3正面作戦」となる支援体制!

海上自衛隊の観艦式は、国民に海上自衛隊の活動を知ってもらう一大イベントです。

1981年から3年に1回という形になりました。

図1 観艦式2019ロゴ
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引用URL:https://www.mod.go.jp/msdf/assets/img/index/kankan.png

現在は「中央観閲式(陸自)」「航空観閲式(空自)」との持ち回りで「自衛隊記念日」行事として実施しています。

多くの艦艇・航空機・人員・海保・陸空自も参加する華やかなイベントです。

だけどその裏には「裏方支援」の修羅場と化した後方支援があります。

艦艇支援は「横浜・木更津・横須賀」の3正面作戦!

観艦式で、航空機の支援は「航空集団」が統制を行います。

各飛行場から、色々な機体が飛行するので大変だということを聞いています。

ですが、艦艇支援を行う「横須賀地方隊」はもっと大変です。

艦艇の出入港を行う「横須賀・横浜・木更津」での「3正面」で支援を行います。

燃料・食料・乗艦者案内など多数の仕事が待っています。

さらに「故障」に対して迅速支援の修理体制を行います。

「移動工作班」編成!

各艦の故障が起きたとき、横須賀からの派遣では間に合わない場合があります。

そのため、横須賀造修補給所工作部にて「移動工作班」が編成されます。

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ある程度の故障については「自隊修理」にて対応するようになっています。

工作部の「修理の猛者」により、かなり救われることがありました。

観艦式の影の功労者は「工作部移動工作班」といえます!

最後の手段は米海軍RSF(艦船修理廠)!!

故障の具合や、外国艦船で海自装備品にない物が故障した場合、最後の手段に出ます。

『米海軍SRFさ~ん、助けてくれ~!?』

図2 米海軍SRF
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引用URL:https://seahawkumitaka.files.wordpress.com/2016/12/160929-n-jt445-063ed.jpg

さすが米海軍、西側艦艇機器などについての修理ノウハウを保有しています。

海自で予備品や取扱いのない装備についても修理してくれます。
(ただし修理費用はきっちり海自に請求されます・・・)

そんな感じで、後方での故障支援体制は「3正面」で対応しています。

迷子じゃ!故障対処じゃ~!の横造補所!

後方支援部隊の中で忙しいのは「横須賀造修補給所」になります。

観艦式は「横須賀地方隊管轄」の海域(相模湾)で実施されます。

一挙に多くの艦艇が集結するため、故障発生も多くなります。

移動工作班で対処できない「故障」は、「臨時修理」を発注します。

さらに、通常業務も人員が「支援部隊」に引き抜かれた状態で実施します。

この時ばかりは、てんやわんやの状態です。

来賓客が迷子になった~!

横須賀造修補給所は、総監部の隣に庁舎があるため「臨時の来賓客休憩所」となることが多くあります。
(車寄せがあり、建物がしっかりしているため)

そんな中で「来賓(元横造補所長OB)の所在が不明です!」と一報が入ってきました。

横造補所に設けた「休憩室」に入室したところまでは確認していたのですが・・・

『緊急捜索じゃ~!』

手空きの幹部が駆り出されて捜索することに!(岸壁からの転落の可能性も考慮して)

結局、横造補所の「第3庁舎」にてかつての部下と談笑しているところを発見!

勝手知ったる「横造補所」なので懐かしくて出歩いてたというオチが・・・

祝砲発射艦故障!すぐ直せ~!

次に入ってきたのは

『祝砲発射艦主砲故障!』

という、悪夢のような情報です。

観艦式のハイライトである「祝砲発射」を行う艦の主砲が故障する事態になりました。

祝砲を打てる「Mk42 5インチ砲」が故障しては、「祝砲発射」ができません。

図3 祝砲発射!
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引用URL:https://i.ytimg.com/vi/Zz9zGmiUiCc/maxresdefault.jpg

とにかく何が何でも直す必要があります!

関係者の尽力のおかげで、無事本番に間に合いました。

Mk42 5インチ主砲による「祝砲発射」は、今回の観艦式が最後になるかも?
(「はたかぜ」は練習艦に転籍、「しまかぜ」の処遇はまだ未決定:情報を修正しました

最後になるかもしれない「祝砲発射」をしっかりと目に焼き付けよう!

タモリさんにまつわる「いい話」

観艦式で、タレントの「タモリさん」に関するちょっとした「いい話」というのがあります。

「タモリさん」は、ヨットレースを主催するなど海を愛する人で、海上自衛隊の観艦式は毎回応募してくれている方です。

以前「タモリ倶楽部」にて、護衛艦と潜水艦の特集を実施したほどです。

これは「タモリさんだからお見せしても大丈夫だ」として広報許可が出たほどです。

そんな「タモリさん」には、毎回海幕広報室から「観閲艦」「乗艦招待客(VIP)」として案内状を出しています。

しかし「タモリさん」は、丁重に海幕の「招待」をお断りして「一般公募」に応募して乗艦しています。

『VIPで乗艦するより、一般客で参加するほうがより海を楽しめる』

そんなことを「タモリさん」はおっしゃっていました。

私が関わったときは「木更津」出航の艦にわざわざ乗艦していたそうです

今年もどこかの船で「タモリさん」を見かけるかも!

さあ、観艦式で「タモリさん」を探せ!

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9 件のコメント

  • 「はたかぜ」は退役予定ありません・・・・・
    練習艦へ改造&転籍の予定です。

    なぜ退役と?(もしかして知る人ぞ知るという某不具合??私も詳細は聞いてませんが)

    • サイサリスさん、コメントありがとうございます。
      「はたかぜ」退役については間違いでした!訂正いたします。
      (「練習艦」転籍は1艦だけと勘違いしていました・・・)
      貴重な情報ありがとうございます!

  • Mk43を現役で使っている国はだいぶ少なくなってきたと思いますが、それでも海自で現役でいられるのはライセンス生産をやっていたからかな、と思います。しかし全部で30基にもならない数でライセンス生産やっていた企業は元は取れたのかなぁ。まぁオットーメララの127mm砲の方がもっと少ないですが(苦笑)
     今後は多少小型の艦でもMl45に統一されるのでしょうね。

    • REW さま、コメントありがとうございます。
      Mk42については、ライセンス生産があったおかげで修理や部品調達が今までできたところがあります。
      ライセンス生産していた会社の方の話では、Mk42では元手が厳しかったところがあるそうです。
      その後の「OTOメララ76mm速射砲」の大量ライセンス生産で何とかなった部分があります。
      Mk45mod4は、近代化されて多少使いやすい部分が出ています。
      ただ、「砲術畑」の人間にはいまだに「OTOメララ信仰」があるので、この後どうなるか・・・
      (射撃速度が「20発/分」というのがネックになっています)
      「哨戒艦(OPV)」の導入時は「OTOメララ」が復活しているかもしれません。

      • お返事ありがとうございます。私のコメントは誤字が多かったですね(^^ゞ

         哨戒艦には127mm砲装備が計画されているのでしょうか? 76、127mmのどちらにしてもオットーメララの砲は15年以上海自の艦艇に採用されていないですが、国内の生産ラインは残っているのでしょうか?

        • REW さま、コメントありがとうございます。
          海上自衛隊の「哨戒艦」については、まだコンセプトが完全に固まり切っていない状況ですね。
          三井玉野(三井E&S)が提案予定案を2019年6月に「MAST ASIA2019」で発表しています。
          この時は「76mm砲」装備のみです。
          127mm砲だとやはり重量が増加します。
          国内の生産ラインは「砲身」など交換部品の製造ラインは保持されています。
          新規製造というより、「退役艦」からの載せ替えになるでしょう。

          • 度重なる質問に対し、丁寧に回答くださりありがとうございました。

          • REWさま、コメントありがとうございます。(返信コメントがずれてごめんなさい)
            退役艦から、直接次の艦に砲塔部を載せ替えすることはありません。
            オーバーホール(O/H)が必要になり、艦船補給処発注にて製造会社でO/Hを実施しています。
            退役艦から陸揚げされた「砲塔部」はあまり状態がよくないところがあります。
            (ロッキングアーム:弾薬を装填ラマーに乗せる駆動部)
            「ロッキングアーム」などが結構痛んでおり交換が必要な場合があります。
            搭載艦のほかに「O/H中または整備済み」の「砲塔部」や「制御盤」が、「在庫予備」としてあります。
            退役艦からの「砲塔部」「制御盤」は状態を見て、「部品に分解して保管」「O/Hで保管」としています。(消耗が激しいと「処分」とすることも実施します。)
            いくつかは、艦補処倉庫や「製造会社倉庫に有償保管」をしていると思います。
            (保管場所が少なくて結構苦労してます。艦補処だと1基分しか保管場所が無くて・・・)
            今後、「哨戒艦」が正式に「76mm砲搭載」となれば再活用する可能性はあります。
            「建造費削減」で再活用になるかな?と思われます。
            砲塔シールドは、ステルス化のため「はやぶさ型」のような形になるでしょう。

          • お返事ありがとうございます。
            哨戒艦は1000tクラスだそうで、さすがに127mm砲は荷が重いでしょうね。しかし退役艦からの載せ替えというと、「ぶんご」に「むらくも」で使っていた76mm砲を載せようとして断念していましたが、その後も「はつゆき」型、「ゆうばり」型と76mm砲装備の艦が退役していますが、流用したという話は聞かないです。哨戒艦で使うことを見越して保管中なのでしょうか?
             流用するとなるとオーバーホールなど行われるのでしょうけど、砲塔のシールドは「はやぶさ」で使われたステルスシールドに変更されたりするんでしょうか?

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