【海自】弾薬(ヤク)は一度はまるとヤメられねえぇ~~!

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『ハアハア(*´Д`)・・・ヤク(弾薬・火薬)がぁ~』

いきなり変なことを言い出してすみません!

海上自衛隊の装備の中で、弾薬・火薬・ミサイルなどを扱う「弾(たま)家」がいます。

彼らは「一度弾薬(ヤク)にはまるとやめられん!」とよく言います。

そんな、奥深い弾薬・火薬・炸薬の世界をちょっとご紹介!

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「弾(たま)家」は変態しかいないのか・・・

海上自衛隊の装備幹部の世界では、俗に「弾家(たまや)」と呼ばれる人たちがいます。

弾薬整備補給所や、補給機関、部隊などで「弾関係」の整備補給を担当します。

装備幹部の職種では、

  • 『誘導武器』
  • 『水中武器』

にまたがる分野で活躍します。

弾や火薬の世界は広いよ!

俗に「弾(たま)」といっても、その内容によって結構広い世界になります。

  • 「弾薬の世界」:砲弾・ミサイル・魚雷・機雷関係
  • 「装薬の世界」:砲弾・ミサイルなどの発射薬
  • 「火薬の世界」:砲弾類の「炸薬」について
  • 「爆薬の世界」:機雷処分の「火薬」(C4など)

などなど・・・(いっぱいあります)

一概に、「弾薬」等といっても多くの細分化された世界が待っています。

図1 C4爆薬
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引用URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/C-4_(爆薬)#/media/ファイル:Eod2.jpg

なかなか奥が深い世界ですが・・・

「貴様ー!コンポジット推進薬は最高だろ(怒)!」

装備品の開発整備などで、「弾家(たまや)」と話すと、なかなか謎な世界が・・・

ある時、取扱う装備品の推進薬が変更になるとの話が来ました。

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従来の「火薬系」から、一気に「コンポジット系推進薬」になるとのこと。

飛距離は、各段に延長するけど価格も高くなります。

ペンギン
『高価格になるからダブルベース系でも良かったんじゃ?』
某先輩
『貴様ー!コンポジット系の美しさが判らんのか(怒)!』

・・・いやぁ「コンポジット系」もわかるけど・・・

ダブルベースとコンポジットの違い

  • ダブルベース系:ニトログリセリンとニトロセルローズを基盤とした推進剤
  • コンポジット系:酸化剤と燃焼剤を混合した高分子系の推進剤

図2 コンポジット系推進剤
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引用URL:https://www.drdo.gov.in/drdo/labs1/HEMRL/images/hydroxy-terminated.jpg

深い世界なんだろうなあ・・・

PBX・TNT・RDX・・もうわからん!!

その後も、装備品の関係上「火薬」関係も扱う機会があり、「火薬類」の多さにびっくり!

PBX・TNT・RDX・C4などいろんなものが飛び交います。

え~い、この「火薬類」の多さはいったい何なんじゃ~!

せめてもう少し種類を絞ってくれ~!

なんで魚雷ごとに炸薬が違うんだよ~!

弾薬類の難しさは、いろんな役目によって使う火薬が違うことです。

魚雷(長魚雷・短魚雷)なんて、全部炸薬が異なります。

図3 80式魚雷
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引用URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/80式魚雷#/media/ファイル:JMSDF_Type_80_torpedo_in_JMSDF_Kure_Museum_20140915.JPG

開発時に「最適な炸薬」を選択して、製造をしています。

その結果、炸薬装てんなどでいろんな種類が飛び交うことになります。

ミサイル・砲弾・機雷もいっぱいだ~!

火薬の世界は、ミサイル・砲弾・機雷の世界にも広がります。

こうなって来ると、もはや何が何だかいろんな「火薬類」がいっぱいです。

そんな世界だからこそ、「弾火薬(ヤク)にはまると抜け出せない」のでしょう。

「弾火薬」に触れるうちに、なんだか楽しくなってくる自分がいたりして・・・

「砲弾を火にかけてはいけませ~ん!」

砲弾やミサイルは、非常に厳しい試験を行い、安全性を高めています。

試験の中には、直接火にかけて爆発しないかの試験もあります。
(LOVA:低脆弱性)

図4 燃焼試験
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引用URL:https://imemg.org/wp-content/uploads/IMEMTS%202006_Farabaugh_paper7A.pdf

これだけ深い世界なのですね~。

意外と奥深い「弾薬類」の世界へ来てみない?

弾薬の世界は、なかなか興味深いことがあります。

砲弾・ミサイル・魚雷・機雷など、多岐にわたる分野があります。

一度病みつきになるとなかなかやめられません!

弾薬類に興味を惹かれるきっかけになった写真

私が、弾薬類にも興味を持ったある写真があります。

出所元は控えますが、かなり珍しい現象です。

図5 魚雷が飛び出した!
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水上艦から発射した「短魚雷」が、水上に飛び出す珍しい事故が米軍であったそうです。

その時撮影された写真です。

水中を進むはずの「魚雷」が、空中に飛び出るという摩訶不思議!

魚雷も「3次元」で動きますが、ミサイルとはまた違う複雑さがあります。

弾薬類の世界も、また楽しいよ~!

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5 件のコメント

  • 以前聞いた話ですが、ドイツではソーナーで低空をホバリングするヘリコプターに対する対空?長魚雷が実用化されたとかいう噂を聞いたことがありますね。
    あと戦前の海軍でも射った魚雷が自身に帰ってきたなんていう珍現象もあったそうです。

    • SIGさん、コメントありがとうございます。
      >ドイツの対空魚雷
      IDASミサイルですね~。なかなか開発に手古摺り、実用化に時間が掛かったそうです。
      海自も「潜対空ミサイル」の構想が持ち上がり、川●重工が「96マルチ」の弾体を魚雷に入れて発射する構想を売り込んできたのですが、●菱グループが「これ以上、潜水艦で川●重工にやられてたまるか!」と、場外乱闘にて消えたという裏話もあります・・・

  • マンガ「沈黙の艦隊」で「弾頭を外した魚雷を発射する」というのがありましたが、弾頭を付けたり外したりなんて潜水艦内でできたりするものなのでしょうか?

    • REW さま、コメントありがとうございます。
      潜水艦内で「弾頭の取り外し」自体は、「可能」となっています。
      潜水艦の「COSAL(艦船補給品定数表)」の中に、魚雷整備での「弾頭部」「センサー部」などを取り外し整備する「工具類」が存在します(CF表と呼びます)。

      「おやしお型」潜水艦就役時の「実用試験」にて、実際に「取り外し試験」を実施しています。
      ただ、「戦弾頭」を「訓練弾頭」に交換などは、かなり時間が掛かる上に「大がかりな支援機材」を搭載する必要があります。
      「沈黙の艦隊」のように「すぐに取外し・取付」ができるわけではありません。
      (「できたらいいなぁ~、装備屋さん作って~!」と現職時代潜水艦乗りに言われてました・・・)

  •  返信ありがとうございました。他にも小説で海自潜水艦が相手潜水艦の足を止めるために体当たりする、その前に搭載魚雷が衝撃で爆発しないように解体を指示する話がありましたが、解体なんて艦内でできるのだろうか、と思っていましたが可能だったんですね(もっとも生きていない信管が衝撃で作動する、というのはないだろう、とも思いましたが)。
     「戦弾頭と訓練弾頭の交換を艦内で簡単にできたらいい」って実際に「沈黙の艦隊」で描かれていた使い方をしたい、ということなのでしょうかね~

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