【防衛省】南アフリカから輸入した480個の「小型武器」は?

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『南アフリカから輸入した小型武器とはなんだ?』

最近、軍備に関する情報を捜索していたところ妙な情報に突き当たりました。

「南アフリカ共和国」から日本へ武器輸入取引が行われたという国連資料です。

2017年に突然武器取引が行われているのに、日本提出資料にはありません。

480個の「小型武器」の正体はいったいなんだ?!

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謎の「小型武器」が南アフリカから輸入されている?

今回、発見した情報は世界の武器貿易に関する情報の中で発見しました。

具体的には、「2017年」に「南アフリカ」から日本に「小型武器480個(EA?)」が輸入されているという資料です。

情報の出所は「国際連合:UN」のデーターベースからです。

この中で、2017年に突然「南アフリカ」からの輸入情報が記載されていました。

まったく正体不明の「小型武器」

情報をさらに探したのですが、数量のみ記載のため内容は不明です。

しかし「南アフリカ」からの「小型武器」?

現職時代にも、南アフリカからの「武器輸入」のうわさは聞いてません。

南アフリカ製の武器で使えそうなのは、これぐらいしか思い浮かびません。

図1 ダネルMGL(M-32)
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引用URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/ダネルMGL#/media/ファイル:M-32_Grenade_Launcher.jpg

しかし、防衛省の調達情報で入札したような形跡はありません。

どこの省庁が調達したのか?

防衛省・自衛隊でないとすると、他の司法機関が調達した可能性があります。

  • 警察庁
  • 海上保安庁
  • 法務省(刑務官・入国管理局)
  • 厚生労働省(麻薬取締部)

こんなところが調達する可能性があります。

ただ、現実的には「警察庁」「海上保安庁」ぐらいでしょう。

ここらの省庁にて「南アフリカ製武器」を調達したという話は、今のところ聞いていません。

まったく正体不明な「南アフリカ製小型武器480個」の情報のみが浮かびます。

「国連軍備登録制度」という武器取引情報

私が見つけた情報源というのは、「国際連合」のデーターベースです。

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「国際連合軍縮部」が管轄する「UNROCA:国連軍備登録制度」というものが存在します。

「UNROCA」(国連軍備登録制度)
URL:https://www.unroca.org/

1991年に国連決議が行われ、「軍備の透明性」確保により信頼醸成を図る目的です。

(外務省の「国連軍備登録制度」説明ページ)
URL:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/arms/touroku/gaiyo.html

防衛省・自衛隊にも担当部署がある

この「国連軍備登録制度」は、国内にも浸透しており、「防衛省・自衛隊」内部にも担当部署があります。
(確か「統合幕僚監部運用部」に担当部署があったはず?)

(防衛省の「国連軍備登録制度」説明ページ)
URL:https://www.mod.go.jp/j/approach/exchange/fukakusan/un_reg_arms.html

国連軍備登録制度の内訳

国連軍備登録制度にて、各国が提出するリストは大きく分けて2つのカテゴリーがあります。

通常兵器類の輸出入

通常兵器のカテゴリーでは、7つの分類について報告をしています。

  • 戦車
  • 装甲戦闘車両
  • 大口径火砲(75mm以上)
  • 戦闘用航空機
  • 攻撃ヘリコプター
  • 軍用艦艇
  • ミサイル及び発射ランチャー

小型武器

「自動小銃」など、携行できる「小型武器」についても分類して報告されています。

  • 拳銃
  • ライフル・カービン銃
  • 短機関銃
  • アサルトライフル(自動小銃)
  • 軽機関銃
  • その他(そのほかの小型武器)

そのほか「ライトウェポン」のカテゴリーで、重機関銃やグレネードランチャー、迫撃砲、対戦車ミサイルが分類されています。

南アフリカからの輸入?!

この「国連軍備登録制度」のデーターベースの中で、突然出てきたのが「南アフリカ」です。

2017年に「南アフリカ」から「日本」へ、「480」の小型武器の輸入が記載されています。

図2 国連軍備登録データーベース
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引用URL:https://www.unroca.org/

まったく謎の「小型武器」が、2017年に日本へ輸入されています。

1992年から、国連軍備登録制度が始まり、データーが収集されています。

しかし、南アフリカとの取引が2017年に突然登場しています。

これはいったい何の「小型武器」なんだ?

南アフリカ「MILKOR」社の製品か?!

国連軍備登録制度のデーターベースを、さらに精査すると世界各地に南アフリカから輸出されています。

その中で、各国の報告書を精査すると「グレネードランチャー」の可能性が高いことがわかりました。

特に、チェコへの輸出品で「MILKOR社グレネードランチャー」がヒットしました。

そこで、南アフリカ「MILKOR」社のホームページを閲覧すると、重要情報がありました!

図3 MILKOR社の海外取引先地図
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引用URL:https://milkor.com/wp-content/uploads/2019/05/map-crop-01.png

海外取引先の国(赤)を示す地図があり、その中に日本が含まれています。

MILKOR社の「グレネードランチャー」を輸入か?

可能性として大きいのは、「40mmグレネードランチャー」です。

図4 MILKOR社40mmグレネードランチャー(イメージ)
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引用URL:https://milkor.com/wp-content/uploads/elementor/thumbs/Stopper-1-nl2oganly3v8zt48rqs0txbqfgm4g5rlrb0gtbta40.png

MILKOR社の主力製品でもあり、いろいろな用途に使用できます。

回転弾倉式ランチャーもありますが、日本国内に配備すると大騒ぎになるでしょう。

しかし「480丁」となると、自衛隊が調達したとは考えにくい数です。

警察庁または海上保安庁が調達か?

一番可能性があるのは「警察庁」「海上保安庁」です。

警察の場合、「M79てき弾発射器」の更新として考えられる数量です。

海上保安庁も、海上警備用に調達した可能性が考えられます。

謎の残る輸入品ですが、今後どこかで登場する可能性が考えられます。

その時に、追跡してみましょう!

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2 件のコメント

  • 2016年の千葉県佐倉市の教会立てこもり事件の際に警察部隊が回転弾倉式のグレランらしき物を持っている写真がありましたので追加購入という可能性もあったりなかったり?

    • tutaさん、コメントありがとうございます。
      確認してみたところ、確かに2016年千葉佐倉市の立てこもり事件で千葉県警ARTが「回転弾倉式グレネードランチャー」を所持している写真を確認いたしました。
      (イギリス製の「アーウェン37」と思われる)
      これは、いよいよ「警察庁」がSITなどの警察特殊部隊等の装備として調達した可能性が高いですね!

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