【幕僚編⑦】反撃のJTF!第1次対艦総攻撃開始!

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『反撃の狼煙は、同時弾着対艦攻撃だ!』

味方部隊の集結と、反撃の準備を着々と整えるJTF!

敵水上部隊は、ついに味方の作戦に誘引され2つの部隊に分離します。

反撃開始の狼煙は、海空部隊による総攻撃!しかし落とし穴が!

ついに反撃を開始したJTF演習部隊の様子をご紹介!

前回までの記事。

【幕僚編⑥】自爆ボート・LSFなどJTFを阻む敵の罠!

2018.11.07

敵水上部隊に対し、海空同時TOT攻撃を開始!

前回までの我の行動により、敵水上部隊がついに「2部隊」に分離してきました。

  • 敵CV(空母)を主力とする部隊(TGα)は、TG21.2とCTF76の沖縄救出部隊を攻撃する意図
  • もう一つの敵TG1個部隊(TGβ)は、TG21.4が護衛する「奪還部隊」を攻撃する意図

であると判断されました。

この状況に対し、ついに反撃作戦の「第1段」作戦を実施することになりました。

敵2個水上部隊に同時弾着対艦攻撃!

当面の脅威目標である、敵CVを主力とした部隊(TGα)に対し、

  • 沖縄から:F-15、P-3Cによる「対艦攻撃部隊」
  • 九州から:F-15、F-2、P-3Cによる「対艦攻撃部隊」
  • 展開が完了した、TF25(潜水艦部隊)2隻による「水上攻撃」

での同時弾着(TOT)攻撃を計画しました。

敵CV搭載戦闘機部隊による「航空脅威」を警戒して、F-15戦闘機を護衛に付けます。

航空部隊による、対艦攻撃に合わせて潜水艦による魚雷攻撃で壊滅を狙います。

また、「奪還部隊」を狙った、水上部隊(TGβ)に対しては、

  • TG21.1による「対水上攻撃」(対艦ミサイルSSM)
  • 本州から:F-15、F-2、P-3Cによる「対艦攻撃部隊」

での同時弾着攻撃(TOT)を計画しました。

第1段作戦では、可能な限りの水上艦の壊滅と、「奪還部隊」を狙う敵SSの撃破を意図しています。

総数70発以上の「飽和攻撃」!

第1段作戦では、空対艦、艦対艦ミサイルが70発以上の「飽和攻撃」となります。

敵水上部隊(総数19隻)に対し、これだけの数を発射するのか疑問に思うかもしれません。

対艦ミサイル(西側)の現実!
実は「対艦ミサイル1発」そのものの破壊力は、あまり大きくありません。
さらに「戦闘不能:大破以上」に追い込むまで、複数発の着弾が必要です。
敵水上艦の迎撃能力を「飽和」させて、着弾させるために多数の発射が必要です。

特に侮れないのが「イージス級の防空能力」を持つ艦の存在です。

図1 (仮想)敵水上「イージス級」防空艦DDG(052C型)
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引用URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/蘭州級駆逐艦#/media/File:CNS_Haikou_(DDG-171)_in_Rim_of_the_Pacific_(RIMPAC)_Exercise_2014.jpg

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敵水上部隊には、「イージス級」防空艦DDGが存在しています。

バカにできない防空能力を持っているため、優先して攻撃対象とします。

まずは、即応能力が高い「空対艦ミサイル」による攻撃が主力です!

第2段作戦に向けての準備も怠らず!

併せて「第2段作戦」に向けての準備も同時並行で進めます。

  • 日本海に展開していたTG21.3を「硫黄島」周辺に移動
  • 「硫黄島」への作戦資材の集積
  • TG21.4と「奪還部隊」を「硫黄島」に回航
  • CTF70が小笠原列島西側に進出できるよう、敵SSNの探知・撃破

第1段作戦と並行して、第2段・第3段作戦の準備で大忙しです。

さあ、まもなく第1段作戦の攻撃時間です!

 

壮絶!太平洋での大海空戦勃発!!

同時攻撃前にTG21.1が、「敵SS×1」の撃沈に成功し、少なくとも、敵SSの脅威に怯えることは無くなりました。
(そう思っていたのですが・・・)

ついに第1段作戦の攻撃が開始されます。

敵TGαへの攻撃成功!しかし損害多数!

沖縄方面の、敵TGαへの攻撃はおおむね成功!

しかし、CVを主力とした部隊への攻撃の為、味方にも多数の損害が発生しました。

敵TGαへの攻撃戦果

  • 敵TGα:9隻中5隻の撃破・撃沈に成功(4隻残存)
  • CV艦載機多数を撃墜・CVへの攻撃失敗
  • イージス級DDG2隻中1隻の撃沈に成功(潜水艦)
  • P-3C複数が、敵SAMにより被撃墜
  • 味方SSについて、1隻が攻撃成功後敵艦に探知され被撃沈

敵水上部隊(TGα)は、強力な防空能力により多くのミサイルが撃破されました。

何とか5隻を撃沈・撃破まで追い込みましたが、味方に損害多数の状況です。

しかし、TG21.2及びCTF76攻撃の意図を挫き、撤退に追いやることに成功です。

敵TGβへの攻撃は、相討ちか?!

同時に行われた、敵水上部隊(TGβ)の攻撃は、ほぼ相討ちの状況です。

敵TGβへの攻撃戦果

・敵TGβ8隻中5隻の撃破・撃沈に成功(3隻残存)
・P-3C哨戒機1機の被撃墜
・敵TGβからの対艦ミサイル攻撃により、TG21.1に多数の被撃沈発生
・TG21.1 7隻中4隻被撃沈(3隻残存)
 (被撃沈:DDH×1、DDG(はたかぜ型)×1、DD(むらさめ型)×2)

敵水上部隊(TGβ)の対艦ミサイル攻撃がTG21.1に集中した結果、被撃沈艦が多数となる損害です。

恐るべし「SS-N-22(サンバーン)」の威力!!

TG21.1の被害は、「SS-N-22(3M80)」(通称:サンバーン)によるものです。

図2 SS-N-22の水上艦発射シーン
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引用URL:https://image02.seesaawiki.jp/n/2/namacha2/c717c5fd6a07f335.jpg

亜音速の対艦ミサイルに混合して発射された超音速対艦ミサイル「SS-N-22」は、大変な脅威です。

各艦とも異なる2種類の対艦ミサイル迎撃に苦戦を強いられ、TG21.1は4隻被撃沈の損害です。

特にDDH×1とTG21.1の半数が失われたのは、緒戦から厳しい状況となりました。

第1段作戦の「海空同時対艦攻撃」は、なかなか厳しい結果となりました。

しかし、第1段作戦終了に気が緩んだところに「追い討ち」が待っていました。

 

イージス艦撃沈!!敵SSNの時間差攻撃!

JTFを指揮するSF司令部では、攻撃後の「戦果確認」に追われていました。

後方幕僚部でも、「撃墜機乗員救助」「撃破・撃沈艦乗員救助」など多忙を極めていました。

SF司令部は、第1段作戦終了による「ひと時の気の緩み」が発生していました。

そこに、突然TG21.1の残存部隊からの緊急無線が入りました。

TG21.1

『イージス艦被弾!敵潜水艦からの魚雷攻撃!!』
『魚雷2発被弾!船体急速に傾く!総員退艦命令発令!』
『敵潜水艦1隻を探知、敵SSNの模様!』

完全にSF司令部が凍り付いた瞬間でした。

まさか、CTF70を追尾していると考えていた敵SSN(米原潜が模擬)がいるなんて・・・

その後必死の対潜捜索が行われましたが、敵SSNを取り逃がしました。

残存部隊が3隻で、DDが2隻(HS×2)の状況では、再探知および攻撃が難しい状況でした。

 

恐るべきSSNの水中速度30ノット以上!

結果として、SF司令部の読み違いが原因でした。

『敵SSNは、CTF70の妨害に専念するだろう』

敵の行動を読み切れなかったのが原因です。

図3 原子力潜水艦SSN(ロサンゼルス級)
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引用URL:https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Los_Angeles_class_submarines?uselang=ja#/media/File:USS_Asheville_(SSN-758)2.jpg

SSNの水中速力は、30ノット以上あります。

この速力で、一気にTG21.1に近接して攻撃に参加したものと考えられました。

その後の「演習事後研究会」にて、「CTF70からのSSN失探情報がJTFに伝わらなかった」不運が判明しました。

 

TG21.1壊滅状態!兵力再編を急げ!

いずれにしても、第1段作戦の戦果で敵水上部隊の半数を撃破しました。

しかし、味方部隊の損害もかなりの状況です。

図4 ここまでの戦闘状況(概略図)
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特にTG21.1が壊滅状態になり、反撃作戦の「第2段・第3段作戦」への修正が必要になりました。

とにかく、硫黄島への集結が最優先!

まだまだ、奪還までの道のりは遠いですよ~!

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2 件のコメント

    • 通行人さん、コメントありがとうございます。
      ORの解析では、F-2単体による攻撃よりも、P-3Cの「ASM-1C」と、「ASM-1」「ASM-2」の対艦ミサイルを混合して発射する方が、敵艦防空網突破の確立が高まるという研究結果が出ています。
      さらに護衛艦からの「SSM-1B」を合わせると、着弾確率が相当上昇します。
      今後は「ASM-3」「SSM-2(12式地対艦誘導弾)」が加わることで、撃破確率が上昇します。
      (敵も「イージス級」防空艦が増えてきますが・・・)

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