【ロシア】ソ連感の無い軍艦なんてただのロシア軍艦だ!

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『ロシア海軍よ、お前もステルスの流行に乗るのか!』

近年、ロシア海軍の軍艦を見ていると非常に残念な傾向があります。

「流行のステルス船型」の波にロシア軍艦も呑まれていることです!

「ソ連感」溢れるゴテゴテの軍艦づくりはもはや時代遅れなのか?

今回は、ロシア軍艦の「ステルス船型化」についてご紹介!

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2018.10.10

ロシア太平洋艦隊に配属される新型艦!

ロシア太平洋艦隊に、久しぶりに新型艦が配属されるニュースが流れました。

さてどんなのかな?と思って見てみると!

図1 カラクルート級コルベット(プロジェクト22800)
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引用URL:https://pbs.twimg.com/media/DqnP-zKWwAAG_jA.jpg

・・・こんなのロシア軍艦じゃないやい(号泣)!!

「ソ連感」の浪漫が失われた!ロシアよ、お主も「ステルス船型」に走るのか~!

 

他の軍艦もステルス船型に・・・

それだけではありません!

「ソヴレメンヌイ級」の後継艦でさえも、「ステルス船型」に走っています!

図2 「アドミラル・ゴルシコフ級」フリゲート(22350型)
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引用URL:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/5a/Admiral_Gorshkov_frigate_03.jpg/1024px-Admiral_Gorshkov_frigate_03.jpg

ロシア海軍からは「(´・ω・`)知らんがな」といわれそうです。

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ロマンがあった「ソ連艦」の曲線美!

かつての「ソ連海軍」の軍艦には、西側海軍にはなかったロマンがありました。

図3 キーロフ級巡洋艦とスラヴァ級巡洋艦
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引用URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/キーロフ級ミサイル巡洋艦#/media/File:Nuclear_cruiser_Kirov.jpg

かつて存在した、「ソ連感」のロマンはどこに行ったんだ~!

 

みんな「フェーズドアレーレーダー」が悪いんや・・・

最近流行の「ステルス船型」は、「フェーズドアレーレーダー」の登場が大きいでしょう。

大型のアンテナを展開する必要が無くなり、艦橋の側面に設置すれば良いのです。

ロシアでも研究が進んでおり、地対空ミサイル用のレーダーを転用する例が多いようです。

図4 S-500用レーダーと思われるもの
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引用URL:https://pbs.twimg.com/media/DdU8WzwW4AMxeQK.jpg

もはや、かつての「軍艦」のロマンが失われようとしています。

 

最初に「ステルス」理論を発表したのはソ連なんだよね・・・

ウダウダと「ステルス化」について、愚痴を垂れてみました。

しかし、最初にレーダーの反射面積に関する論文を発表したのは「ソ連」です。

「回折理論による鋭角面の電波解析(1962年)」が最初!

1962年に、ソ連モスクワ工科大学「ピヨートル・ユフィムツェフ」が発表した論文が「ステルス」の基礎理論となりました。

当時ソ連では、あまり注目されなかった論文ですが、英訳した論文を米国が入手して、航空機に応用したのが「ステルス」の始まりです。

RCS(レーダー反射面積)という言葉も、最初はソ連の論文からでした。

 

航空機から艦艇への応用

航空機の分野で大きく発展した「ステルス化」は、やがて艦艇の分野にも広がります。

艦艇にて初めてステルスの思想を取り入れたのが「キーロフ級巡洋艦」です。

西側では「ラファイエット級(フランス)」フリゲート艦が、設計段階から「ステルス化」を考慮した建造となりました。

図5 ラファイエット級フリゲート
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引用URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/ラファイエット級フリゲート#/media/File:FS_Surcouf.jpg

意外と艦艇への「ステルス化」は、遅い部類なんです。

現在では「ステルス」を考慮していない艦艇設計は、ほとんどありません。

 

これからのロシア軍艦に注目!

ロシア軍艦も「ステルス化」のブームに乗っている状況です。

しかし、ロシア軍艦のことですからきっと驚かせてくれるに違いない!

既に、新型駆逐艦のコンセプトモデルでは、仰天の設計になっています。

図6 ロシア新型駆逐艦(プロジェクト23560)
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引用URL:https://ru.wikipedia.org/wiki/Эскадренные_миноносцы_проекта_23560#/media/File:Mock_Leader_class_destroyer_on_%C2%ABArmy_2015%C2%BB_3.JPG

戦艦「扶桑」「山城」もびっくりの多重艦橋ですよ!

ここからどうなるのか、実際の駆逐艦が出て来るのが楽しみです!

それでは、Ураааааааа!!

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4 件のコメント

  • 流石元幹部、小生も80年代のソ連艦に郷愁を覚えます、情報が少なかったせいも有りますが、ヘリ空母の モスクワ型 極東に配備された ミンスク 自衛艦や米軍艦に比べると重武装でしたね、三次元レーダーの形状を見ると当時の事を想い出します、あの頃のスプールアンス級の頼り無い事、今の人は考えもしなかったでしょうが、北海道ソ連軍上陸 と言う仮想戦記が流行りました、皆様良く考えてほしいものです。

    • すーさん、コメントありがとうございます。
      船務士の時に、日本海でスラヴァ級と出会いました。
      その時の衝撃は今でも忘れられません。
      まさに、「軍艦!」という感じでした。

  • そもそも、プロジェクト23560や中国の055型駆逐艦みたいな大型戦闘艦は
    建造する必要性があるんですかね?
    (ズムウォルト級も打ち止めになりましたし)

    • キャ二―さん、コメントありがとうございます。
      今の時期は、「大型化」と「小型化」の両極端に振れている時期かもしれません。
      いろんな機能を全部くっつけると「大型戦闘艦」が必要になると考えます。
      (今後出てくるであろう「レールガン」「レーザー砲」搭載には、大型艦の電力が必要です。)

      ロシアや中国などは、「空母機動艦隊」構築の大型艦建造思想になっている時期ではないかと、推測しています。

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