【装備課程】『敵は財務省にあり!』と感じた舞鶴実習!

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『我々の最大の敵は財務省である!』

みなさまこんにちは!管理人のペンギンです!

当サイトをご覧いただきましてありがとうございます。

いきなりぶっ飛んだ発言で申し訳ありません。

舞鶴の第4術科学校にて経理補給の教育を受けると、敵が財務省に感じてしまいます。

艦艇装備幹部に必須の『経理・補給』の知識を学びに、舞鶴での実習です。

濃密な4週間の時間を過ごすことになりました。

前回の記事

【装備課程】怒涛の装備だらけの江田島実習!

2018.05.04

海上自衛隊第4術科学校について!

図1 海上自衛隊第4術科学校
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引用URL:http://www.mod.go.jp/msdf/fourmss/7enkaku/4mss.jpg

海上自衛隊の術科学校は、4つの術科学校が存在します。

その中で、第4術科学校については、実は創設されたのが1975年と結構最近のことです。

それまでは、第1~第3術科学校で分散して行われていた教育を集合する形で新編された比較的新しい学校です。

海上自衛隊第四術科学校の教育内容

海上自衛隊第4術科学校の任務は、

  • 経理
  • 補給
  • 給養(調理、栄養管理等)
  • 監理

など、海軍では「主計」と呼ばれた知識技能を習得させるための、教育訓練と研究を行っています。

旧海軍でいうと『海軍経理学校』のような役割をもっています。

「主計」に関する海上保安庁との面白バトル!

海上自衛隊では、海軍時代に使用していた経理補給給養をまとめた『主計』という言葉を使用しなくなりました。

しかし、「海上保安庁」は現在でも『主計』という言葉を使用しています。

海上保安庁の「主計コース」教育は、舞鶴の『海上保安学校』で行っています。

図2 海上保安庁舞鶴『海上保安学校』主計コースの風景
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引用URL:http://www.kaiho.mlit.go.jp/school/elements/main_edu/p_curriculum/syukei_1.jpg

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そのため『海上保安庁こそ海軍の正当な後継者じゃ~!』と言いながら、料理バトルが勃発することも?!

幹部学生で舞鶴に行くとちょっとラッキーなことも!

第4術科学校は、他の学校とは違い、幹部自衛官の数が少ない所があります。

そのため『幹部学生』は、他の課程の曹士学生の教育実習での「助手」として駆り出されることもあります。

舞鶴に『幹部学生』で来るときの一番のメリットは、給養課程での『来客役』になることです。

調理実習の成果と、テーブルマナー・配膳などの教育で、実際に調理した料理を喫食できるメリットがあります。

図3 テーブルマナー・配膳実習
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引用URL:http://www.mod.go.jp/msdf/fourmss/8index3/ninmu/kyuuyou/manar01.jpg

意外と役得なメリットになります。

通常は学生同士で行いますが、『外部からの士官の来客という設定』で幹部学生が動員されます。

私たちのように、舞鶴に実習に来た『別課程の幹部学生』は絶好の機会として使われます。

舞鶴に『幹部学生』としていくと、こんなメリットがあります。

経理・補給業務を習得するほど『キツイ!』

装備幹部が『経理・補給』をどうして習うのか?なんて思う方もいるかもしれません。

しかし、装備幹部にとって『経理・補給』は、業務に密接に関係します。

装備の整備・修理・調達などを行うときは、必ず『契約・経理・補給』が関わります。

物品を請求すると『補給』、整備・修理の時は、工事や売買の価格の計算などで『契約・経理』の知識が必要になってきます。

『なぜ、この装備がこの価格になるのか?』

このような説明をしっかりできないと、装備幹部とは言えません。

舞鶴での『経理・補給』業務実習は、装備幹部としての必須事項なのです。

『金が無ぇ!』と叫びたくなる実情

近年、防衛費が5兆円台に到達しており、防衛省は金が余ってんだろう?なんて声も聞こえそうです。

しかし、現場での実態は『金が無い!』という状態がほとんどです。

図4 歳出化経費と後年度負担の関係
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引用URL:http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/2010/2010/image/m2205040.png

実態として『通称:国債』の存在があります。

『国庫債務負担行為』(通称『国債』)
通常、予算は「単年度主義」という原則があります。契約した年に、支払いを終了させます。
しかし、事業や物品の調達において年月を要する場合、契約の翌年以降に支払いを行える制度。

『国債』があるため、実際に単年度で自由にできるお金があまりありません。

さらに『継続費』と呼ばれる、現時点では防衛省のみが使う制度も予算を圧迫します。

補給は闘いだ!

物品の『補給』業務は、簡単に見えて複雑怪奇な物です。

防衛省では、物品補給に関する規則があり、簡単に動かせるものではありません。

図5 すべては補給で物が動く!
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引用URL:http://www.mod.go.jp/msdf/oominato/img_flash/03.jpg

『この物品の移動は、〇〇の許可が必要』『これは、うちの権限で渡してよい』

とにかく補給は、闘いの日々といえます!

舞鶴でも装備に関する研修は続く・・・

舞鶴の第4術科学校には『経理・補給』の実習で出張しましたが、装備関係の研修もあります。

舞鶴地区は、ちょうど横須賀と同じように、いろんな部隊等が近い場所にあります。

その中で『舞鶴弾薬整備補給所』の研修も、忙しい日程の合間を縫って行われました。

図6 舞鶴弾薬整備補給所
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引用URL:https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/spot/000/000/686/504/686504/686504.jpg?ct=7ed65c470de1

横須賀にも『弾薬整備補給所』はありますが、ちょっとここは特殊な場所なのです

詳細を書くことはできませんが、装備幹部として必ず研修を受けるべき場所となっています。

ようやく横須賀へ帰投できるぞ~!

江田島・舞鶴と長期の実習を行ってきましたが、ようやく横須賀の2術校に帰れる日が来ました!

図7 第2術科学校に一番近いJR田浦駅
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引用URL:https://blog-imgs-52-origin.fc2.com/y/o/s/yoshirin0907/yoko2012-08-04-01s.jpg

実習のため長期出張という、当時の『専門幹部装備課程』はかなり有益な時間でした。

最近では、課程期間が8週間に短縮されて、私たちのようなじっくり教育を受けることがなくなったそうです。

せめて、舞鶴の実習だけは続けてほしいものです。

まあ、江田島・舞鶴共に、外に遊びに行く時間がほとんどありませんでしたが・・・

ようやく、横須賀に戻れるぞ~!

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