【装備課程】怒涛の装備だらけの江田島実習!

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『三度目の江田島は、装備だらけの日々だった!』

みなさまこんにちは!管理人のペンギンです!

当サイトをご覧いただきましてありがとうございます。

幹部専門艦艇装備課程に入校して、装備幹部の道に進み始めた『ペンギン』です。

しかし装備幹部は、『装備』を知らなければ何も始まらない!

時に射撃・電波・掃海。運用など、横須賀の2術校では学べない装備を江田島1術校に学びに行きます。

三度目の江田島行きは、装備だらけの日々だった!

江田島に、装備実習のため出発!

横須賀の2術校では、機関科などの装備について学ぶことはできます。

しかし艦艇装備品のほとんどが、江田島の1術校で教育が行われます。

前回の記事

【海上自衛隊】艦艇装備幹部となるため、専門課程で横須賀へ!

2018.04.23

そのため、『艦艇装備課程』では、実物を実際に見て学ぶことが必要となるため、江田島の1術校にて研修・実習を行います。

『船務士』を経験した私だと、『水雷』や『射撃』『掃海』のことについては、一通りのことしか学んでいません。

専門装備課程に入校した段階では、この先どんな装備を担当するか決まっていないため、一通り全ての装備品について学びます。

横須賀から、電車・新幹線に乗車して江田島に、課程学生のみで移動します。
(さすがに幹部学生になると、移動は自分たちで行うようになります)

部内用の定期航空便を使えないかな~?

江田島に行くことになったとき、幹部学生の1人から「厚木の61空の定期便で岩国まで行けるんじゃね?」なんて疑問が出ました。

海上自衛隊には、第61飛行隊という航空輸送部隊が存在します。当時はまだ「YS-11」で運航していました。

図1 第61航空隊のYS-11
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引用URL:http://www.mod.go.jp/msdf/kuudan/shozai.files/61fs.files/61fs-top.JPG

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「20名弱だし、新幹線の旅費を出すより、厚木~岩国の定期便のほうが安上がりじゃね?」なんて知恵も、幹部学生のになると出てきます。

そんな感じで、技術科担任教官に話をしてみると、装備幹部らしい感じで答えが返ってきました。

  • 「発想は良いが、現実的な問題がある」
  • 「20名弱の団体移動だと、『臨時便』を用意する必要がある」
  • 「運航費や燃料費、年度業務計画の調整を考えると、新幹線で行った方が安上がりになる」

確かに、臨時便を出すよりは新幹線で行った方が安上がりです。航空燃料も結構高いですからね。

そういうわけで、電車・新幹線で江田島に行くことになりました。

宿泊は古い隊舎だったよ~!

江田島での宿舎は、古い独身幹部用の隊舎を使用することになりました。3週間の滞在のため、昔幹部宿舎として使っていたところを割り当てされました。

ちょうど、幹部中級学生や幹部任務課程学生などが多い時期だったので、昭和の古い建物です。

まあ、文句を言っても仕方ありませんので、ここで3週間過ごすことになります。

装備漬けの江田島ドタバタ日記!

こうして始まった江田島の装備課程の研修・実習の毎日はドタバタの連続となり、いろんな装備と共に、特技にかかわる人間模様とその気質に触れ、装備幹部として役立つ日々になりました。

『鉄砲屋をなめんなよ!』(ある日の砲術科研修の一コマ)

砲術科では、誘導武器全般について研修を受けることになります。

装備の世界では『誘導武器』として、「砲術」「ミサイル」「弾薬」を一つのカテゴリーとして扱います。

ただ「砲術科」教官は、「ミサイル(誘導弾)」と一緒にされるのがずいぶんいやだったらしく、

『こぉら!装備幹部!砲術とミサイルを一緒にするんじゃねえ!鉄砲屋なめんなよ!!』

いろいろと小言を言われましたが、講義はしっかり熱意をもって行っていただけました。

授業の後、実物の3インチ砲で動作確認や、部品がどのように動くのかなど細部を熱心に指導していただきました。

図2 3インチ砲(イメージ)
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引用URL:http://blog-imgs-58.fc2.com/w/a/k/wakiwakidonn/CIMG3859.jpg

『水雷・水測こそが本当の武器だぜ!』(ある日の水雷科研修)

水雷武器や水測(ソーナー)に関しては、水雷科にて研修を受けます。

水雷武器つまり魚雷は、水上艦だけでなく潜水艦の武器としても使われます。

水測(ソーナー)は、水中音響を探知するなど、攻撃の足掛かりになるものです。

そのため、こちらの水雷科も、術科のプライドが高い部署です。

水雷士を経験してきたものにとっては、再度の復習ですが、他の学生にとっては結構苦しみました。

しかし、現用の水雷や水測など秘密のレベルが高く、普通では見ることのできない物まで見ることができ、大変参考になりました。

『通信電波を忘れないで~(涙)』(ある日の電子科研修)

『船務士』だった私には、縁のある電子科が通信電子電波関係の装備研修を行いました。

『砲術だ~水雷だ~と、派手なところばかりが人気があるけど、ウチ(電子通信)を忘れないで~』

泣き言から入る斬新な研修になりました。

装備幹部だと、どうしても派手な『誘導武器』や『水中武器』に人気が集まります。

余波を食らうのが、その他の術科で特に『電波通信』を希望する装備幹部が少ないのが悩みだそうです。

図3 地上通信設備の設備点検訓練
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引用URL:http://www.mod.go.jp/msdf/onemss/about/scene/img/dennshi.jpg

やはり、電気や電子・電波、通信の基礎知識を要求する上に、扱う装備品の多さが関係しているんでしょうか?

怒涛の江田島から今度は4術校だ!

江田島では、怒涛の装備漬けの日々を送りました。

装備幹部になるためには、やはり装備の実物を見なくては話しになりません。

装備品の中には『秘密保全』のレベルが高く、教科書・教務資料に掲載されない場合もあります。

江田島ではそんな装備品の実物と使い方、整備について学ぶ機会を得ました。

江田島の研修が修了したら、次は舞鶴の4術校での研修です!

『誰かうちに来ないかぁ~?』『ご遠慮しますウ~!!』

江田島での研修日程がほぼ終了したころ、江田島にいる装備幹部の先輩方との懇親会がありました。そんな中で出てきた言葉が、

『誰か江田島に赴任してこないかぁ~?装備幹部の仕事はいっぱいあるぞ~!』

でした。

江田島はしばらくいいよ!今回で3回目の江田島なんだから!

江田島では装備幹部が少ないため、幹部候補生学校、第1術科学校の教官や整備課要員が足りないそうです。

何とか勧誘の魔の手を振り切って、舞鶴の4術校に出発!

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