【海上自衛隊】アニメコラボで大騒動・・・!その時・・・!

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みなさまこんにちは!管理人のペンギンです!

当サイトをご覧いただきましてありがとうございます。

 

今回は、以前横須賀のイベントに関連して書いた海上自衛隊とアニメに関する話題についてお話したいと思います。

これは、私が現職時代の時に起きた、はたから見るとおバカな話ですが、当事者たちは真剣な論争になったものです。

この話には、いくつかのアニメ、映画の話が登場致します。

 


始まりの序章となった『ストラトス・フォー』

このお話を書くときに、序章して書く必要のあるアニメがあります。

それは、2003年に放送された「ストラトス・フォー」というアニメです。

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このアニメは、(当時)バンダイビジュアル(現:バンダイナムコ)の杉山プロデューサー(以下P)が
制作Pとして、航空自衛隊の協力の元に作られました。

杉山Pは、自衛隊関係の映像作品作成でも知られていました。

バンダイビジュアル社の杉山P
(話題になった『ガールズ&パンツァー』もこの人)
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バンダイビジュアル公式HP

そのため、「あの杉山Pがこんなアニメ作ってる!」と話題になり、「ストラトス・フォー」も好評でした。
この「ストラトス・フォー」が防衛省・自衛隊の広報・制作協力などに転機を与えた作品でもありました。

その流れの中で、海上自衛隊に2つの作品の制作協力依頼がありました。

それが亡国のイージス(映画)』『ジパング(アニメ)』の2作品でした。

『亡国のイージス』は撮影協力などを行い、2005年に公開され予想もしなかった大ヒットになりました。

ここでは、2004年に放送された『ジパング(アニメ)』の制作協力と監修でのお笑い話になります。

ここでの制作協力と監修が思わぬお笑い大騒動に発展しました。
(『ジパング』:かわぐちかいじ氏原作の漫画)

 


『ジパング』のセリフ1つで大論争勃発?!

この『ジパング』制作協力において、海上自衛隊側では全面協力を行いセリフの言い回しや用語・デザインなど実際の海上自衛隊に合致するように監修を行いました。

戦闘シーンでの一連の射撃号令などを、実際に海上自衛官がセリフを書いて声優の方にイントネーションを指導することなどが行われました。

そして、実際に放送が始まると中々の好評だと話題になりました。

 

しかし、ある日テレビ放送時の射撃シーンのセリフをきっかけに・・・

  • A艦『号令詩のかけ方がおかしい!』『イントネーションが違う!』
  • B艦『イヤ合ってる!』『これでうちの船はやってる!!』(実はセリフを書いた船)
  • 練習艦隊『気合いの入らない号令をかけてどうすんじゃ!』
  • C部隊 『海幕広報は何をやってんじゃ~(怒)!!』 
    (ギャースカワーワー!!!・・・大論争中)

と大論争が(特に護衛艦乗り)で勃発しました。

 

きっかけは、射撃号令の『打ち方始め』という号令が、テレビ放送時において、

『うちかたはじめー』(抑揚なしの平坦なイントネーション)

となっていたのです。(DVD収録時に全て修正されました)

 

海上自衛隊では、主砲発射の時

『うち↑~かた~はじめ~↓』

とイントネーションがついた号令が多いのです。(私もそう習いました。)

実際の射撃シーンの映像(2:30~の艦長の号令「打ち方はじめ」の部分を参照)

 

はたから見るとおバカな話ですが、当事者にとっては真剣な問題でした。

最終的に、射撃に関することの大元の第1術科学校射撃科長の

『海軍では平坦な抑揚であった。イントネーションについてはどちらでも良い!』

というお達しが出るまで、将官クラスを巻き込んだ論争が続くことになりました・・・。
(確か半年くらいやってた記憶があります)

 

しかしながら、海上自衛隊は『亡国のイージス』『ジパング(アニメ)』の成功に喜んでいました。

そこに、バンダイビジュアルの杉山Pが海と空のアニメの企画を同時に持ってきました。

放送時期も同じ2006年1月からというものでした。

『あの杉山Pの持ってきた企画だからさらにイケる!!』とやってしまったのが、さらなる大騒動でした。
(あの杉山Pのアニメ企画・・・「ストラトス・フォー」を見ていた人にはイヤな予感しかない・・・)

 

『タクテイカル・ロア』にてコーヒー吹いた・・・

空自への提案は『よみがえる空―RESCUE WING』、海自への提案は『タクテイカル・ロア』

この2つの企画が持ちこまれました。

空自のは、「航空救難団」のお話、海自のは「護衛艦」をアレンジにしたお話でした。

空自の方の企画は、まさに大成功となり、実写映画までになる好評でした。

自衛隊内部の売店でDVDが販売されるなど大きく取り上げられました。

しかし海自の企画は・・・・
一言で言うと、
『護衛艦と・・・
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 ・・・萌え!以上!!』
アニメコラボ記事アニメコラボ記事タクテイカルロア機関長

『どうしてこうなった・・・』

期待して、実際の護衛艦の乗艦レポートまでやったのにどうしてこうなった・・・。

今度こそ
『海幕広報室は何をやってたんだ~~!!!(怒)』
の大合唱になりました。

 

 

旧海軍のOBからは怒られるは、協力艦はしばらくネタ扱いされるはの騒動が続きました。

そのため、しばらく海自の萌えが絡むアニメ協力が自重されていました。
こんなおバカなことも起きるのが海上自衛隊のユーモアな日々でした。

最近ようやく、『青き鋼のアルペジオ』にて協力が再開されました。

(教訓:企画書はよく読もうね!)

 

 

記事を最後までご覧頂きありがとうございました。

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