【装備課程】企業見学や造補所実習、配属決定に向けて!

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『まもなく艦艇装備幹部としての道を歩みだす!』

みなさまこんにちは!管理人のペンギンです!

当サイトをご覧いただきましてありがとうございます。

艦艇装備幹部となるために、いろいろな場所で学んできた『ペンギン』です。

そろそろ課程卒業後に『装備幹部』となるための準備が始まります。

実際に装備品を製造する企業での研修や、造修補給所での実務実習が始まります。

そして、『装備幹部』としてどの分野に進むのか進路希望と面談が繰り返されます。

前回の記事

【装備課程】『敵は財務省にあり!』と感じた舞鶴実習!

2018.05.14

製造企業、造船所での企業研修!

装備幹部での教育は、座学も重視されますが、企業での研修が大きく重視されます。

『装備幹部は、実物を知らなければ何も始まらない!』

とにかく、艦艇関係の装備に関するあらゆる企業での研修が重視されます。

『幹部専門艦艇装備課程』が実施される2術校が、横須賀に設置されたのも、各企業への研修に行きやすいという都合もあります。

造船所での、建造工程からの研修ではあらゆるところを見て回ります。

装備品製造企業では、組立途中の機器など普段見ることのできない部分まで細部にわたって勉強します。

図1 艦艇エンジンLM2500
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引用URL:http://www.fi-powerweb.com/NQT/Power/DIDUKNOW/GE-LM2500.png

『安全』への教育を実践で叩き込まれる!

企業研修のもう一つの目的として、「安全」への教育を実践で教え込むという目的があります。

『装備幹部』が、実際の現場で実務を行うとき「安全」に無関心・予兆を感じ取れないのは致命的といえます。

そんな人間を、現場に出すわけには行きません。

図2 造船所での安全確認風景
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引用URL:http://www.intio.or.jp/ihos0120/topics/img/28_1.jpg

企業研修の場は、『装備幹部』として安全に活動できるか判定する場所でもあり、今後の配属を決定する重要なポイントです。

現場経験のない若手幹部に「現場」というものを体感させる。

企業研修を多く行うのは、現場経験のない若手幹部に経験を積ませる意味合いもあります。

『公募技術幹部』のように、社会経験・現場経験のある人間は、「現場」を理解しています。

しかし、大学からそのまま自衛隊に入隊した若手幹部には経験がありません。

実務に付くまでに、少しでも経験を積んで「現場」の空気などを体感させる目的で行われます。

『艦艇装備幹部』といってもいろいろある「職種」

『幹部専門艦艇装備課程』に入校後から、数回の「進路希望調査」が行われます。

これは、『艦艇装備幹部』という『職種』の中でもさらに細かい「専門職種」に分かれるためです。

『艦船装備幹部』の「専門職種」は以下のような分野があります。

  • 船体
  • 機関
  • 電気
  • 誘導武器
  • 水中武器
  • 通信電子

という、大まかに分けて6種類の「専門分野」に分かれてきます。

この中でもさらに細かい分野に分かれていき、多くの分野があります。

また、勤務する部隊によっても分野が分かれます。

  • 『造修補給所』という、艦艇の整備に関する部隊
  • 『弾薬整備補給所』という、弾薬・魚雷・ミサイル・機雷などを担当する部隊

といった、細かい「専門分野」に分かれていきます。

潜水艦・LCACは専門の科で対応する場合も!

艦艇の中でも、「潜水艦」については、特に「潜水艦科」という専門部署が存在します。

「横須賀」と「呉」の潜水艦部隊が存在する『造修補給所』に存在します。

また、LCACの整備については、呉造修補給所に専門の整備科が置かれています。

図3 LCAC
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http://www.mod.go.jp/msdf/formal/gallery/ships/airc/lcac/img/lcac_06l.jpg

海幕補任班人事担当者の面接を経て「専門職種」を絞り込む!

『幹部専門装備課程』の教育期間も終盤に差し掛かると、海幕人事教育部補任課の人事担当者が来訪します。

最終的に、どの「専門分野」でどの部隊に配属するか調整と、本人との面談が待っています。

海幕人事担当も、この時ばかりは慎重かつじっくりと面談を行います。

図4 面談
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引用URL:https://www.pakutaso.com/20170459116post-11288.html

ここまで教育を行って、いざ部隊に赴任すると『ダメでした』は重大な結果になるためです。

特に『装備』を扱う『装備幹部』の場合、

  • 本人の希望
  • 本人が歩んできた経歴(大学時代の専攻分野を含めて)
  • 部隊からの補任要望
  • 秘密適正・潜水艦適正・航空適正など身体的適正

などなど、いろんな事項を考慮して検討されます。

特に『装備品』は『秘密』事項となる事が多いため、慎重に面談が行われます。

また、6つの「専門分野」の中には、「高い基礎的知識をすでに持っていること」が求められる場合もあります。

この面談で「自分の進む専門分野への候補」が示されますが、あくまで「この専門分野への補任を検討している」という内示となります。

正式に決まるのは、卒業前の「配属発表」にて決まります。

横須賀造補所実習配属にて、自分の「専門分野」がだいたい決まる。

『幹部専門艦艇装備課程』では、卒業の3週間前ほどで『造補所実習』があります。

これは、横須賀造修補給所の各科に1週間ほど、現場実習として各科に配属されます。

ここで、実際の業務を1週間ほど勤務しながら学びます。

図5 横須賀造修補給所
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引用URL:http://www.mod.go.jp/msdf/yrsf/image/yrsf.jpg

『艦船装備課程』の学生は、各科に配属され実務をこなしながら装備幹部の仕事を体験します。

どの科に配属されるかは、2術校技術教官室と横造補所の調整で決まります。

ここで「自分はこの専門分野に進むんだ・・・」と初めて自分の求められている「専門職域」を感じ取ることになります。ただし、あくまで「専門職域の候補」であり、「専門職域」の決定ではありません。

かつての『遠洋航海での職種決定』と違う緊張感で配属されます。

横造補所での実習が終わると、ついに『幹部専門装備課程』の修了と「部隊配属発表」となります!

さあ、『ペンギン』2尉はどこに行くのか?!

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