【自衛隊】中国の軍事力とレーダーに関する考察!!

自衛隊 中国 レーダー 軍事力

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『さて、またさや当てが始まるかな・・・?』

 

最近、中国と沖縄を含む南西諸島周辺での緊張が段々と激しくなっています。

しかし、状況をよく理解しないまま報道が過熱していると言えます。

そのため、今何が起きているのか、真実が解りづらい状況になっています。

本日は、中国の軍事力と、問題の発端でもあるレーダーについて考察していきます。

図1 中国軍の配置と兵力
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1 緊張の度合いを高めた中国の「防空識別圏」拡大

2013年11月に中国は『海空防空識別区』という形で、通称ADIZ(防空識別圏)を拡大しました。

この拡大した防空識別圏には尖閣諸島領域を含めて一方的な拡大のため、日本の防空識別圏と重複しています。

ここで問題なのは、尖閣諸島だけではありません。

尖閣諸島のみに問題の焦点を当てると、問題の本質を見失うことになります。

ここで問題にすべきことは、中国の軍事力とその戦略構想を具体的に実現する動きが始まったということです。

図2 中国が発表した『防空識別圏』
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引用URL:http://livedoor.blogimg.jp/bandoalpha/imgs/c/a/cabd477d-s.jpg

この中で、設定した防空識別圏をカバーするように、レーダーの範囲が円にて表示されています。

 

従来、中国軍の海空防空識別のためのレーダーは、沿岸部にしか配備されていませんでした。

図3 沿岸部に配備される「JY-27A」レーダー
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引用URL:http://www.ausairpower.net/PLA/JY-27-Radar-3S.jpg

この大陸沿岸部に配備されたレーダーでは、拡大した区域をカバーすることができません。

そのため、早期警戒管制機KJ-2000などの空中監視にてしのいでいるとみられていました。

図4 中国早期警戒管制機「KJ-200」
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引用URL:http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-67-d6/huckebein914/folder/994496/06/33178106/img_0

 

しかしながら、今年2015年に発表されたように日中中間線付近に新たな海洋構造物建築にレーダーを設置する可能性が出てきました。

図2において、すでに沖縄南西諸島をレーダー圏内に捉えた構想図と合わせると、東シナ海における日米の動きを捉えて識別するISR能力が大幅に向上ことになります。

ここが、防空識別圏拡大における問題の本質です。

東シナ海全体が中国のレーダーにより、常時監視識別されることになります。


2 着々と進む『第1列島線』『第2列島線』構想

ここでさらに中国軍の掲げる戦略構想『第1列島線』『第2列島線』構想を考慮しなければなりません。

これは、「A2/AD」(接近阻止/領域拒否)構想としての具体的な行動として行われているものです。

図5 A2/ADの具体的な地理的ライン『列島線』
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この構想では、『第1列島線』として、日本の南西諸島、奄美群島を防御ラインとするものです。

そして『第2列島線』にて、小笠原諸島からグアムまでのラインより西側を自国の活動範囲と構想されています。

この「A2/AD」戦略が実際に進んでいることの結果として、防空識別圏の拡大となってきます。

この構想が完成すると、日本の安全保障が脅かされ、南西諸島や沖縄において自国の防衛自体が不安定になります。

「力による国際法を顧みない一方的な現状変更の強要」

これは、南シナ海における人工島の埋め立てによる自国領土の既成事実化と同じ構図です。

3 具体的に日本に向けられる兵力は『南京軍管区』『東海艦隊』

図1にて、中国軍の兵力が示されていますが、実際に日本に兵力を指向させるのは『南京軍管区』及び『東海艦隊』が主力になります。

中国はいくつもの国との国境と隣接しているため、全兵力を向けるのが難しい状況です。

そのため、地理的及び策源地として一番近い『南京軍管区』及び『東海艦隊』が対象となるでしょう。

4 軍事力だけでなく『三戦論』にも注意!

このように書いていると、当然のごとく平和を求める声が出てきます。

さてここで、中国のもう一つの戦略『三戦論』に触れておく必要があります。

  • 『世論戦』:内外世論を喚起し、中国への支持を獲得、中国の害となる政策を阻止する
  • 『心理戦』:敵の士気を挫き、作戦遂行能力を低下させる。
  • 『法律戦」:国際法、国内法を利用し、中国への支持と反発抑制を狙う

『三戦』は中国軍だけでなく、政治経済外交その他に大きく影響していきます。

この『三戦』は、軍事力以外において効力を発揮させ、他国の軍事力を使用させないようにする。

いわば「平和を叫びながら、軍事力により支配する」ための戦略です。

 

さて、「平和」を叫ぶ方々?

自分は「三戦」の影響を受けていないと胸を張って言えますか?

 

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2 件のコメント

  • 日中中間線にレーダーを作る件は私も何かの本で読みましたが、国際法違反ですよね、もし作るとしてもコストも含め大変なリスクは有ると思います、私が思うに中国の国力は2005年ぐらいがピークで実際に現地で中国人と話すと不景気感が感じられます、只共産党のグリップは日本の報道よりはるかに強く一朝一夕では変わらないと思います、後解放軍に対する尊敬度信頼度はかなり高いです、さて中共は南東シナ海の2面作戦を取るのか今後が見ものです、後中国政府の発表は言うだけ作戦も有ります、レーダーを作るぞと言っといて実際は作りません、又作るフリをするだけ、西側と違って報道自体が中共ですから結果は言わなくても良いんですから、疲れますよね対応しなければいけない人々は。

  • 昨年に中間線付近の海上構造物建築により、レーダー配備の可能性が出ました。
    ただ今年になって、南沙諸島海域の動きが激しくなってきています。
    まずは南沙諸島周辺を固めるのか?という可能性も出てきます。
    ここは動静を注意深く見ていく必要がありそうですね。

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