【海上自衛隊】空母と言われる新型艦の実力!鳳翔・出雲を目指せる?

海上自衛隊 空母 実力 鳳翔 出雲

みなさまこんにちは!管理人のペンギンです!

当サイトをご覧いただきましてありがとうございます。

 

『海上自衛隊はやはり空母を持ったんだ!!』

 

こんなヨタ話が騒がれていますね。

「鳳翔」や「出雲」なんて名前が次期艦への期待としてあるようです。

まあ、しかし本当のところはどうでしょうか?

「空母」といえるだけの実力があるといえるかどうか?

「鳳翔」改め「ほうしょう」なんていう「正規空母」が持てるのか検証してみましょう。

 


海上自衛隊の『空母?』の実力はどんな感じ?

よく『空母だ!空母だ!』と騒がれていますが、その実力はどんなものでしょう?

実際に、写真だけを見ると『いずも』型が『空母のように』見えます。

図1 『かが』同型艦の『いずも』
海上自衛隊 空母 実力 鳳翔 出雲
引用URL:http://i.ytimg.com/vi/IoPJR9II9e4/0.jpg

見た目は大戦中の空母そっくりですな。

何しろ、大戦中の空母「加賀」とほぼ同等の大きさです。

 

図2 艦艇比較図(22DDHは『いずも』)
海上自衛隊 空母 実力 鳳翔 出雲
引用URL:http://livedoor.blogimg.jp/military380/imgs/1/1/11093852.jpg

空母と言えば、航空機運用能力が必須ですが、こちらは

  • 最大収容可能航空機:14機
  • 搭載航空機:哨戒ヘリコプター7機、輸送・急難ヘリコプター2機
  • 最大5機同時離着陸可能

となっています。

現状においては、個定翼機の運用ができない状態でもあり、『空母』といえるとは言えません。

諸外国と照らし合わせても、無理やり『ヘリ空母』にこじつけられる程度です。

実際には、『ヘリコプターをより多く運用できる護衛艦』の領域を出ていないのが現状です。

私も、米海軍の空母の戦闘指揮所などを見学することがありましたが、それに比べるととても『空母』とは呼べるものではありません。

実際のところは、『対潜中枢艦』『旗艦』というのが正解に近いです。

 


「鳳翔」のように最初から『空母』として設計したのでは?

これもよく言われていることで、最初から空母として設計していて、改造が容易にできると主張する人もいます。

これもまた、よくある勘違いといえるでしょう。

空母「鳳翔」は最初から『空母』として設計されていました。

そのため、何度かの改装を経ても『空母』としての使命を全うしました。

図3 空母「鳳翔」
海上自衛隊 空母 実力 鳳翔 出雲
引用URL:http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-8e-a8/midway_naval_battle/folder/609366/46/31898046/img_0

最初から、『空母』として設計した「鳳翔」と同じように考えて、すぐに『空母』にできるわけではありません。

船の設計を行う時は、やはりその時代の設計思想などが反映されます。

現在では、単機能の『空母』を建造する思想は時代遅れといえます。

というか、

『ランニングコストがどれぐらい高いか分かっているのか~~(怒)!!』

 

現代世界の海軍艦艇設計思想として主流なのは、「多機能汎用艦」です。

スペインの「ファン・カルロス・1世」、イタリアの「カヴール」などが該当します。

『ひゅうが』から『かが』までの新型DDHにもこの思想が反映されています。

単機能の『空母』を作るよりも、多様な任務に対応できる多機能艦を建造したといえます。

 

また、攻撃型空母「ほうしょう」なんていう夢を語る方もいますが、憲法解釈上『攻撃型空母の保有は認められない』という政府答弁がありますので、よほどの情勢変化がない限り幻に終わるでしょう。

 

「出雲(いずも)」や「かが」はどうとらえるべきか?

それでは、就役した「いずも」や進水した「かが」は、どんな役割なのかという疑問になります。

答えとしては、

『護衛隊群の旗艦機能、対潜戦の中枢機能を持ち、災害対応などの多用途任務を遂行できるプラットフォーム』

というのが正解でしょう。

大戦のころの「個艦性能重視」とは違い、現代ではC4ISR抜きで艦艇のことを語ることはできません。

あくまで、艦艇も「プラットフォーム」の一つに過ぎません。

多種多様な任務に耐えうる艦艇が求められています。

某国の『空母』はこれを搭載する柔軟な発想はないでしょう。

図4 陸自のトラック(73式大型トラック)
海上自衛隊 空母 実力 鳳翔 出雲
引用URL:http://img09.deviantart.net/c180/i/2013/233/2/4/isuzu_type_73_large_truck_by_ddmurasame-d6j2lfs.jpg 

現代海洋戦略では、柔軟な発想が求められます。

 

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